2014年12月26日金曜日

EPAと観光、顧客満足度




それは日本の理念、ビジョンがあまりにも抽象的でわかりにくいことだと思います。お客様の満足度を優先せずに、自分の満足度を優先してしまっているのです。また、一つの問題として、ボランティアガイドの仕組みでは若い人材が入っていけません。これはエコツーリズムや環境教育の世界でも同じことですが、ビジネスとして若い人たちがお金を取れる仕組みにしていかなければ、地域として持続可能な形にはなりません。ただ、だからといって年配の方たちを追いやるというわけではなく、お客様の満足を考えるプロのガイドになっていただくか、もしくは、そういった方たちは名人、達人と呼ばれる知識が豊富な方々が多いので、若手ガイドを育成する講師のほうにまわっていただくといいと思います。
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たとえば、沖縄の離島のようなところは海がきれいだからという理由だけで人が集まっているわけではありません。なぜなら、同じきれいな海だけが目的ならば、もっと安くいけるグアム・サイパンへホテル付のツアーで行くはずです。では、グアム・サイパンではなく沖縄の離島に行く理由は何でしょうか。それは、その島に残る伝統や生活文化、自然環境、そして、それらのフィールドを活かした様々なツアーやプルグラム等はどれもリアリティに溢れ、他のどこにも無い商品であり、そして、そこに住む人々の豊かさに触れ、生活に憧れて行くのです。やはり本質的で豊かなライフスタイルが「観光」には大きく関わっています。
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まずは、住民が自分たちの地域を誇っていることです。そして、中にはいろいろな問題を抱えながらも外に向かっては一枚岩に見えるほど地域が一体となった行動をしています。 それは地域内の「エゴと利害」を自分たちで乗り越えているからです。つまり、個々が自己最適化を図り、独りよがりにならずに、地域全体としての運営ができるということです。地域内の連携ができているので、観光としても付加価値の高い商品をつくることもできます。何事も、個々でやるには限界がありますが、連携先が増え、仲間が増えるほど、アイデアも含めて付加価値が高まります。例えば、地産地消を進めるにしても、観光事業者だけでは限界があります。やはり、地元の農業や漁業、商業の方たちや様々なアイデアを出す人達と連携したほうが良い商品が生まれます。そして、その価値の高さで客単価を高めることもできるのです








EPAによって、メキシコに進出した日本企業は、世界各国からメキシコへ進出した企業と平等な条件下で競争できる環境が整いました。メキシコ国内の産業に原材料の輸出する際に優遇アクセスが確保されたわけです。コンピューター機器や自動車部品、半導体や資本財、化学原料などがその対象品目の一部であり、メキシコ国内で製品の製造に用いた後、米国その他の市場へ再輸出されています。 まさしく、EPAは両国の製造業の利益に資する貴重なツールであるとともに、つい最近まで投資計画の対象ではなかった新分野のビジネスチャンスを発掘することに貢献しています。再生可能エネルギーやエネルギーの節約及び効率的利用、インフラ、航空宇宙やITサービス、観光や環境などがその一部です。
RELACIÓN ECONÓMICA [embamex.sre.gob.mx]




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