松嶋さんのお話でとても印象に残っているのは、地方は地方のオリジナリティを強調しすぎている、ということです。他とどう違うかをアピールして観光資源化しようとしているけど、実はそうやるよりも、文化的なルーツはこことつながっています、ここに共通点があるということをアピールしたほうが、ずっと魅力的な観光資源になると思います。
· 精進料理を食べようといったら、お互いの文化が行き来していたことが理解できるはずです。政府の会食では、今の日本で自慢の料理を出すわけですよね。それでは、中国人からしたら、俺たちの料理のほうがいいと思ってしまう。コミュニケーションがうまくないと感じますね。
日本の経営者に足りないのはサイエンスです。数字に基づいた冷静な分析をすれば、自ずと問題は見えてくる。それをシンプルアンサーで片付けるのではなく、ひとつひとつ解決をしていく。そのようにしていけば、日本経済にはまだまだ伸びしろはあるのです」
ボランティアで協力している人の目線はフルタイムの人よりも一般市民の目線に近いため、こうした映像でも多くの人に見てもらえて、理解を得やすいものに仕上がります。
· ネットが発達した今、消費者はリアリティを感じるものに対しては理解や反応をしますが、ただ「きれいに作られたもの」に対してはほとんど反応しなくなっています。
· その意味で、企業が見せたい物だけを見せる姿勢が最も時代に合っていないのです。
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